プレス式継手に使用できる冷媒配管用銅管とは?JIS H 3300とRLSへの適合条件を解説 

冷媒配管工事では、使用する銅管の規格や寸法が、接合部の性能を確保するうえで重要な要素となります。RLSプレス継手は、専用の特殊な銅管を必要とするものではありません。米国ではASTM B280に適合する銅管が指定されており、日本では、これと実質的に同等の規格であるJIS H 3300に準拠した冷媒配管用銅管をRLSプレス継手に使用できます。 

実際のVRF(ビル用マルチエアコン)などの施工では、ダイキンや三菱電機をはじめとする空調機器メーカーが指定する仕様に基づいて冷媒配管用銅管を選定・調達します。RLSプレス継手を採用する場合も、こうした機器メーカーの仕様に適合した銅管を使用し、そのうえで管径や肉厚などがRLSの適合条件を満たしていることを確認することが重要です。本記事では、RLSプレス継手に使用する冷媒配管用銅管について、JIS H 3300との関係や適合条件、施工前に確認すべきポイントを解説します。 

JIS H 3300と冷媒配管用銅管   

JIS H 3300は、銅および銅合金の継目無管などについて定めた日本産業規格です。冷媒配管には、リン脱酸銅(C1220)を用いた銅管が広く使用されています。 

RLSでは、米国市場においてASTM B280に適合する冷媒配管用銅管を指定しています。日本では、これに相当する規格として、JIS H 3300に準拠した冷媒配管用銅管をRLSプレス継手に使用できます。 

RLSプレス継手を使用するために、専用の銅管を用意する必要はありません。VRFなどの空調設備では、まず空調機器メーカーの仕様に従って冷媒配管用銅管を選定し、当該銅管がJIS H 3300に準拠していれば、RLSプレス継手をご使用いただくことができます。 

RLSプレス継手の対応銅管とサイズ   

RLSプレス継手は、JIS H 3300に準拠した冷媒配管用銅管に対応しています。使用にあたっては、銅管の外径・肉厚がJIS H 3300に準拠していることを確認し、使用するサイズに対応した継手およびプレス工具を選定します。 

確認項目 内容 
銅管規格 JIS H 3300に準拠した冷媒配管用銅管 
銅管材質 リン脱酸銅(C1220) 
対応サイズ 継手の種類によって異なるため、最新の製品カタログを確認 
確認事項 JIS H 3300で規定された銅管の外径・肉厚であることを確認 
管端の状態 バリ、汚れ、酸化、油分、水分、傷、変形などがないこと 

施工前に確認したい3つのポイント  

RLSプレス継手を使用するために、RLS専用の銅管を別途用意する必要はありません。 VRFなどでは、空調機器メーカーの仕様に従って調達した冷媒配管用銅管について、JIS H 3300に準拠していることを確認したうえで使用できます。 

RLSプレス継手を使用する際は、銅管そのものの選定だけでなく、施工前の状態確認も重要です。特に、次の3点を確認します。 

1. 銅管の仕様 
使用する空調機器メーカーの指定する仕様で、JIS H 3300に適合した冷媒配管用銅管であることを確認します。 

2. 外径・肉厚 

銅管の外径・肉厚が上記1に適合していることを確認し、銅管の外径と使用するプレス工具のジョーサイズが一致していることを確認します。 

仕様範囲外の肉厚や外径の銅管を使用した場合や、サイズの異なるジョーを使用した場合、適切な圧着状態を形成することができません。 

3. 管端の状態 

銅管の内外面に異物、酸化、油分、水分などが付着していないことを確認します。また、管端付近にバリ、傷や打痕、つぶれ、真円度に影響する変形などがある場合は、その部分を除去してから施工します。RLSの施工では、特に管端から約30mmの範囲の状態を確認することが重要です。 

これらを施工前に確認したうえで、RLSの施工手順に従って挿入深さのマーキングや圧着後の確認を行うことで、適切な施工につながります。 

まとめ 

RLSプレス継手を使用するために、専用の銅管を新たに用意する必要はありません。日本では、JIS H 3300に準拠した冷媒配管用銅管に対応しており、VRFなどでは空調機器メーカーの仕様に従って選定・調達した銅管にておいて、当該規格に準拠している場合、ご使用いただけます。 

重要なのは、使用する銅管の材質・外径・肉厚・管端の状態を確認し、RLSプレス継手の適合範囲内であることを確認することです。 

RLSプレス継手をご検討中の方へ 

RLSプレス継手の対応サイズは継手の種類によって異なります。採用にあたっては、RLS Japanの最新の製品カタログや仕様書をご確認ください。 

また、RLSプレス継手をご使用いただいているお客様は、施工事例や現場での活用事例をぜひ以下のSNSでご紹介ください。皆さまの投稿をお待ちしています。   

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プレス継手の詳細については、RLS Japanまでお気軽にお問い合わせください。

参考資料


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